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木谷仏壇の歴史・実績
木谷藤右衛門
江戸時代の加賀藩の豪商で粟崎湊(現在の金沢市粟崎)を中心に活躍した北前船の船主。北前船の代表的な豪商である銭谷五兵衛も若いころ、木谷家で奉公した。地元加賀藩をはじめ、出羽、越後など各藩に融資し、諸藩を経済的に支えたことで知られる。江戸末期から明治にかけては東本願寺の財政に貢献し、同寺の山門楼上にある木造三尊仏も木谷家の寄進による。石川県文化財保護審議会が、木谷家の商取引関係の文書など四千三百七点を県指定文化財の有形文化財(歴史資料)に指定するよう県教委に答申した。文書の多くは一七〇〇年に火災で焼失しており、出自を示す明確な史料は残っていない。
北国新聞にて木谷家の発祥の記事が掲載されました
銭谷五兵衛をしのぐ加賀藩の豪商で、これまで出自がはっきりしなかった「木谷家」のルーツが、越前(福井)である可能性が強まってきた。元大谷大学長で、花園大学院客員教授の北西弘氏(内灘町西荒屋)が越前の発祥と伝わる「木谷家」が香川県に存在することを確認し、越前から木谷家が各地に広がった歴史が浮かび上がってきた。

香川の過去帳から判断

北西氏によると、香川県の「木谷善右衛門家」の現当主が、北西氏編纂の「木谷善右衛門家文書」を読み、加賀にも木谷家があると知って北西氏に連絡を取った。二人は京都で面談し、その際に北西氏は、香川県の木谷家当主から家の来歴を記した約七〇年前の過去帳を見せられた。過去帳によると、香川県の木谷家は福井藩主の祐筆(書記)を務め、後に京都で仏壇制作を学び、江戸後期に四国に移った。現在も複数の支店を持つ仏壇店を営む。過去帳に一定の信頼性があるとみた北西氏は、石川県の木谷家にも福井を発祥とする説があることから、両県の木谷家が同じ福井をルーツとする可能性が高く、調査の必要性があると判断した。石川の木谷家については江戸末期の文献に、越前・朝倉氏に仕え「木屋ノ庄」という土地を与えられたが、後に越前(富山)の井波へ移り、立山でお告げを受け商人になったとの記述がある。一方で西国の武士の出とする所伝のほか、藤原氏と関係があるとする言い伝えもあり、出自を示す決定的な史料がないのが実情である。ただ北西氏は福井県池田町に「木谷」、勝山市に「木屋地」、福井市に「毛矢」など、「木谷」姓のルーツとなることにも着目。「木谷家が福井を発祥地とすることは、ほぼ間違いない。香川県の木谷家は仏壇屋であり、古い仏壇を調べれば、詳しいことが分かるかもしれない」とみている。

木谷仏壇は1972年から株式会社を設立
天明元年の創業から200年以上の歴史を重ねてきた木谷仏壇。1972年に株式会社を設立し、それまでの個人商店のイメージを一新、以来、業界に新しい風を巻き起こす挑戦を続けめざましい躍進を遂げてきた。1980年の丸亀本店ビル建設を皮きりに、コーポレートカラーの黄色が印象的な店舗を増やし、現在は香川・愛媛両県に7店舗を構えている。一般顧客ならびに寺院への仏壇・仏具の販売を事業の核とし、着実に「木谷仏壇」というブランドを浸透させてきた。1995年から毎年開催されているサンメッセ香川での大規模な展示会「大仏壇博」は、業界でも話題となり、毎年、大勢の人が訪れるビッグイベントとなっている。
木谷の信用と実績の証です 総本山善通寺様御用達

弘法大師御誕生所で有名な『総本山 善通寺』様の御用達であり、四国霊場八十八ヶ所など寺院の多い香川・愛媛地域でなくてはならないパートナーとして選ばれ続けています。

木谷仏壇施工実績(抜粋)
県内外百余の寺院様から多数の御下命をいただいております。
昭和四十年二月 正玄寺
昭和四十七年十一月 本照寺
昭和四十八年五月 上櫛梨大歳神社
昭和四十九年八月 深照山寶津禅寺 
昭和五十二年九月 中姫八幡神社
昭和五十二年十月 田潮八幡神社
昭和五十二年十二月 大野原八幡神社
昭和五十三年三月 松琴山最勝院勝福寺
昭和五十四年八月 無量寿山善性寺
昭和五十六年十月 瀧鼻神社
昭和五十七年三月 徳賢寺
昭和五十八年八月 西方寺
昭和五十九年一月 本願寺塩屋別院
昭和五十九年三月 総本山善通寺
昭和五十九年三月 本照寺
昭和五十九年五月 東面山大通寺
昭和五十九年五月 円照寺
昭和六十年三月 堤要山正玄寺
昭和六十年五月 無量寿山東坊
昭和六十年五月 七寶山十破羅密寺別院
昭和六十年九月 寶光寺
昭和六十一年三月 総本山善通寺
昭和六十一年三月 本願寺塩屋別院
昭和六十一年五月 一乗山法華寺
昭和六十一年八月 八幡山佛母院三角寺
昭和六十二年四月 福成寺
昭和六十三年四月 弥谷寺
昭和六十三年十月 山北八幡神社
平成元年三月 長敬寺
平成元年五月 向陽山浄通寺
平成元年九月 天霧山覚善寺
平成二年三月 善正寺
平成三年九月 医王山宝光寺
平成三年十一月 宝津寺
平成四年十一月 神正院
平成五年九月 養念寺
平成五年十一月 善正寺
平成六年五月 東日山萬福寺
平成七年九月 東鴨神社
平成八年四月 永正院圓徳寺
平成八年五月 郡家興正寺別院
平成八年十月 善福寺
平成八年十一月 弥谷寺
平成八年十一月 圓光寺
平成十年三月 華生山蓮忍寺
平成十年十月 西覚寺
平成十年十一月 寶正寺
平成十一年四月 大本山本興寺
平成十一年十月 別格本山延命寺
平成十二年五月 普門山博圓光寺
平成十二年十一月 西坊龍元寺
平成十三年十一月 法得山浄證寺
平成十七年四月 慈眼寺
平成十七年四月 隆昌寺
平成十七年五月 四国別格二十霊場会
平成十七年九月 興修寺
平成十八年五月 旭林山本念寺
平成十九年十月 宮川山善行寺
平成十九年十一月 小松尾山大興寺
平成二十一年四月 鉢伏山浄華院正覚寺
平成二十一年五月 七寳山善性院
平成二十一年五月 香井山圓光寺
平成二十一年十月 総本山善通寺
平成二十一年十一月 朔方寺
平成二十二年十月 吉祥寺
平成二十三年十月 法音寺
※寺院多数につき敬称は省略させていただきます
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